亡くなった父がパソコンでネット銀行やネット証券を利用していたはずだけど、ログインパスワードが分からなくて…。何とかパスワードロックを解除する方法はないのでしょうか。
お困りですよね。
まずはパスワードのメモが残っていないか探しましょう。
なければ専用のソフトウェアを使った解除方法もあります。
また、当事務所にご依頼いただく選択肢もありますよ。
パソコンのパスワードロックを解除する方法
ご家族が亡くなった時、使用されていたパソコンには大切なデジタル遺産が残っているかもしれず、ログインして中のデータを確認したいですよね。
亡くなった方のパソコンは相続対象となるため、パソコンのロック解除は相続人がすべきことになります。
さて、パスワードロック解除にはどんな方法があるでしょうか。
パスワードの手がかりを探す
まずは故人がパスワードの手がかりを書き遺していないかを確認しましょう。エンディングノートや、『スマホのスペアキー®︎』などメモが残っていないかを探すことが最初です。
なければ、どんなパスワードを設定していたかを推理しましょう。誕生日、配偶者の名前、かわいがっていた孫の名前、想い出の場所などでしょうか。
パソコン修理業者に頼む
手がかりがなければ、パソコン修理業者に頼むという手があります。手近なところに業者があれば相談してみましょう。
専用のソフトを使う
パソコンに詳しい方なら、専用のソフトウェアを使って自力でパスワードを解除できるかもしれません。
実は、Windowsパソコンのロック解除の専用ソフトが何種類かネット上で市販されています。これらを使うと、うまくいけばパソコンのパスワードロックを解除することができます。
当事務所が利用しているのは『PassFab 4WinKey』というソフトです。
当事務所に依頼する
当事務所では、相続発生時に限定して、パスワードロックの解除サービスを提供しています。
ご自身で対応する手間や時間が惜しい場合は、後段の『当事務所にロック解除を依頼するには』をご覧いただき、ご依頼を検討してみてください。
PassFab 4WinKeyとは
ご自身でロック解除に挑戦しようという方のために、専用ソフト『PassFab 4WinKey』を紹介いたします。
対応するパソコンの種類
PassFab 4WinKeyは、Windowsが動いているパソコンのパスワードを解除することができ、Windowsのバージョンは、11、10、8.1、8、7、Vista、XPに対応しています。
使い方
- ロック解除したいパソコンとは別のパソコンを用意して、そのパソコンにPassFab 4WinKeyをインストールします。
- インストールしたパソコンで、CD/DVDまたはUSBドライブに「起動ディスク」を作成します。
- 「起動ディスク」にライセンスを登録します。
- ロック解除したいパソコンに「起動ディスク」を挿入して電源オンします。その際、BIOSメニューの画面を表示させる必要があります (パソコンのメーカーによって違いますが、[F12] や [F9] などを押すことでBIOSメニューを表示させます)。
- BIOSメニューで、起動ディスクを読み込むように設定を変更します。
- PassFab 4WinKeyが立ち上がったら、HDD上のWindowsのインストール先を選びます。
- ユーザアカウント一覧から故人が使っていたと思われるユーザ名を選択し、パスワードの削除を選択します。
当事務所にロック解除を依頼するには
当事務所 (デジタル遺産の相続ラボ) では、遺言・相続サポートの一環で、亡くなった方のパソコンのパスワードロックの解除サービスを提供しています。
当事務所に依頼するメリット
- 行政書士には守秘義務が課されておりますので、ご依頼者様の秘密厳守がお約束できます。
- 当事務所はデジタル遺産について日々研究しており、また、行政書士として相続の支援を専門的に対応しておりますので、パソコンのロック解除だけでなく、ご希望に応じて故人の金融機関口座の特定やSNSアカウントの廃止などのご相談に応じることもできます。
お申込み
こちらのボタンからお申込みフォームへお進みください。
まとめ
亡くなった方のパソコンのデジタル遺産を調べるため、パスワードロックを解除したいときの対応方法をご説明いたしました。
パソコンが得意な方であれば、専用ソフトの利用が考えられます。しかし、ご自身で対応する手間や時間が惜しい場合は、当事務所のPCロック解除サービスの利用をご検討ください。